新卒として入社した会社を3年間働いて辞めた僕の決意表明もろもろ。
まずはいつもの感じで。
「名もいらん、金もいらん、地位も名誉もいらない。そんな男が一番厄介だ、と。そんな厄介な男でないと、大事は成せない、大きな事はなせない、こう言ったのは、あの幕末の西郷隆盛であります。」
「新しい時代が来れば、それでええじゃないか。なんぼのもんじゃい!ということです。ソフトバンクの株主には申し訳ない。社員にも申し訳ない。すまん、一緒に死んでくれ、と、こういうことですよ。しゃーない。革命というのはそういうものだ。命もいらん、金もいらん、名誉もいらん。結果ソフトバンクがなくなって、ソフトバンクの名誉もなくなっても、もうええじゃないか、と。それで日本のインターネットの夜明けが来れば、日本のブロードバンドの夜明けが来れば、それでいいじゃないか、と。そのくらいの覚悟がないと、事は成せん、私は真剣にそう思ってるんです。」(http://logmi.jp/12685)
就活生のときに聞いた、孫さんの講演の一部です。
この講演を聴いて、同じ空間に同じ人間として存在している自分を恥ずかしく思いました。
金のために働くのではないと、作りたい世界のために働くのだと言うことです。
・・・
とまあこんな感じで、いつもどおり語ろうと思っていました。
ところがですよ
転職する上でひとつ心配だったのが、
転職先の労働契約書を結んでいなかった、ということです。
(そもそも採用のされ方が特殊で、正規の転職活動ではなく、次の会社の代表の方とたまたまお会い出来て一緒に働かせて頂くことになりました。)
2ヶ月くらい前から「契約書ください」と連絡していたのですが、なかなかくれない&会ってくれない
が続き、ついに出社1週間前となりました。
「まあベンチャーだし後回しになるのはしょうがないかな」としばらくは落ち着いて対応していた僕でしたが、
「いい加減まずいな」と思い、会社の人で連絡とれる方に片っ端から連絡して、なんとかCOOの方と連絡がとれました。
そこでえらい事件が発覚しました。
COOさんが言うには、
「私は採用のすべてを担当していますが、あなたはそのフローに乗っていません。採用予算的にも、仕事内容的にも、オフィスの席的にも、採用するのは難しいです」
とのことでした。
僕は頭が真っ白になって言葉を失いました。
Oh…
もう会社辞めちゃったんですけど・・・・・
・・・・
・・・
リクナビ見なきゃ・・・
メンタルが弱いぼくは「これからニートになってしまうんじゃないか」という不安で夜はなかなか寝付けませんでした。
結論、なんとかなりました
翌日、COOの方から電話があり、
「なんとか調整する」
とおっしゃって下さって、
いくつか選択肢を示して下さいました。
「逆の立場だったら腹立つんで、誠意を持って対応させて頂きます。
本音でお話し頂いて、ベストな選択をしてください」
とのことでした。
そんなわけでなんとかニートにならずに済みました。
もともとの話では給料も基本的に前職と同じにする、と言われていたのですが、
COOとちゃんと話してみたら、ハンバーガー2万個分ぐらい額面で減ることが判明しました。
生活水準が下がります。
好きなことを仕事にするとはこういうことなのかと体感しました。
お金ないので、ごはん連れていって下さい。
こうして僕の社会人生活(第二章)は幕を開けるのでした。
本日もお読み頂き、ありがとうございました。
取り急ぎ御礼申し上げます。