購入型クラウドファンディング業者は100社以上あるといわれていますが、
敷居の高いソーシャルレンディング業者も20以上あると言われています。
その中で本日はクラウドクレジットについてまとめてみました。
この記事の目次
はじめに:ソーシャルレンディングとは
クラウドクレジットについてお話する前に、
まずは”ソーシャルレンディングとは何か”についてまとめます。
ソーシャルレンディングとは、
“ネット上でお金を借りたい人と貸したい人をマッチングさせるサービス“のことです。
今よく聞くFintechの一分野です。
今回お話するクラウドクレジットはそのソーシャルレンディング会社の中の1つで、
他社と差別化がよく図られているサービスとなっています。
ソーシャルレンディング業界の現状
ソーシャルレンディング市場の規模は、
購入型クラウドファンディングに比べると100倍ほどの規模なっていますが、
新しい分野であることもあり、法的な仕組みは未成熟といわれています。
現状のソーシャルレンディングで募集されている案件のほとんどは、
「不動産関係」であることが多いです。
不動産案件であれば、わざわざソーシャルレンディングでなくとも案件は見つかるので、
ソーシャルレンディングの差別化ポイントとしては、
「不動産以外にも投資できること」があると思っています。
多くのソーシャルレンディング業者が参入する中で、
①不動産以外も扱えているか
②信用できそうか
の2点を中心にみていきたいと思います。
クラウドクレジットとは
会社概要
社名 | クラウドクレジット株式会社 |
事業内容 | 金融業(第二種金商品取引業者:関東財務局長(金商)第2809号) |
設立 | 2013年1月 |
代表取締役 | 杉山 智行 |
本社所在地 | 〒103-0025 東京都中央区日本橋茅場町1-8-1 茅場町一丁目平和ビル802 |
クラウドクレジットのビジョン
クラウドクレジットが掲げるビジョンは以下となっています。
クラウドクレジットは、
日本と世界のお金の流れを変えます。近年、人口減少やデフレ等、日本の経済の先行きを不安視する声が多く聞かれるようになってきました。
でも、人が減ってもお金は上手に運用すれば減りません。
一方で世界では人口は増加しており、経済もどんどん成長しています。
ただし世界では日本と異なり、よりよい生活を送るための原資や事業を成長させるための
原資が足りていない国がほとんどです。
「より魅力的な運用先を探す国とより安定的な投資資金を探す国を結びつけること。」
それが私たちクラウドクレジットの役割だと考えています。
クラウドクレジットで扱っている案件はペルー、カメルーンなどの中小企業支援・農業支援案件が多く見られます。
不動産以外も扱えている会社、ということです。
次は信頼できるかについて、見ていきます。
クラウドクレジットをおすすめする3つの理由
①:積極的に情報発信をし、信頼性が高い
社長の杉山智行氏は積極的にSNSで情報発信をしている
社長の杉山智行氏はSNSや動画などで情報発信、コミュケーションを行っています。
投資家を大切にしている様子が見て取れます。
引き続きローン・ポートフォリオのリスク・リターンの可視化を進めてまいります <(_ _)> https://t.co/sfHXsYWflD
? Tomoyuki Sugiyama (@tomoyuki_sugi) 2017年8月3日
運営メンバーの顔・活動がよく見える
ホームページからは社長だけでなく、運営メンバーも確認することが出来ます。
顔・経歴だけではなく、一言メッセージが書いてあることも印象がよいです。
セミナー(運用報告会)を頻繁に行っている
クラウドクレジット本体や、社長のSNSからも情報発信されていますが、
セミナーを頻繁に行っています。
クラウドクレジットでは分散投資の重要性を強調させて頂いています。先日開催のはじめてソーシャルレンディング講座でもこの点をお話しさせていただき、その動画をアップしています! #ソーシャルレンディング #フィンテックhttps://t.co/O6aRR21RkU
? Tomoyuki Sugiyama (@tomoyuki_sugi) 2017年3月31日
伊藤忠商事を始めとする企業が資本参加している
クラウドクレジットの主な株主を記載しています。
- 伊藤忠商事株式会社
- フェムトグロースキャピタル有限責任事業組合
- 有限責任事業組合フェムト・スタートアップ
- マネックスベンチャーズ株式会社
- 株式会社GCIキャピタル
総合商社大手の伊藤忠商事も株主となっており、
これは伊藤忠商事の投資評価基準をクリアしているということを表しています。
つまり、事業に成長力があり、企業としての信用度がある証とも言えるでしょう。
②:豊富な高利回り案件の存在(と分散投資について)
10%前後の高利回り
クラウドクレジットの案件は大体4%~高いところでは12%の高利回りとなっています。
もちろん高利回りということはリスクもあるということですが、
それでも10%前後の利回りは非常に魅力的です。
ただリスクを考慮して、クラウドクレジットの高利回り案件だけに投資するのではなく、
他の案件や他の投資と組み合わせて分散投資をすることをお勧めします。
分散投資とは
分散投資とは、
「投資対象を多様化させることで、価格変動リスクを低減させて好リターンをめざす投資方法」
の事です。
つまり分散投資をするためには、「同じ値動きをしない案件」に投資する必要があります。
クラウドクレジットではペルー・カメルーン案件が多いですが、
例えば1つの国だけに高利回りだからと言って投資していた場合、
投資先でなにか問題が起きれば想定利回りを得られないことになります。
自分がどこに投資しているのかを把握し、分散投資を心がけましょう。
③投資のハードルを下げてくれる施策・サービスが多い
1万円から投資ができる
クラウドクレジットは全てのファンドに1万円から投資ができるので、
低額で投資ができる珍しいソーシャルレンディングサービスの一つであるといえます。
高いリターンが期待される案件に対し、低い額で始められ、
投資経験を得られるというのは非常に魅力的に感じます。
さらに、投資したファンドの運用レポートやリターンマップを随時配信してくれるため、
投資していることを実感しやすいと言われています。
ソーシャルレンディングは投資してからは基本的にすることはないので、
投資している実感が湧きにくいという面があります。
ただこういったレポート等を随時配信してもらえるので、
今どんな状況なのか確認することが出来ます。
ブログ・動画で知識を得られる
先述しましたが、
クラウドクレジットではブログで情報発信を続けており、
この内容がとても充実しています。
新規参入者も古参のユーザーと同じような知識レベルで投資できるように、
様々な内容の動画を配信しています。
toshitamiのように「出遅れてしまった」方たちも知識を得やすく、
始めるハードルを下げてくれています。
クラウドクレジットのリスク
運営業者としてのリスク
2017年7月にクラウドクレジットは本社オフィスを兜町エリアへ移転し、
人材の積極的な採用もあわせてユーザー数・ローン成立額の増加に伴い積極的な姿勢を見せているようです。
それでもベンチャーである以上、倒産のリスクが無い訳ではないので、そのリスクは考慮するべきでしょう。
個別案件のリスク
リスクとして、
- 貸付先の倒産リスクがある
- 中途解約はできないことが多い
- 元本が保証されていない
といったものが挙げられます。
高利回りであるということは様々なリスクがある事を理解する必要があります。
ある程度のデフォルトは覚悟しながら、トータルで見て勝つ投資ということになります。
まとめ
クラウドクレジットは海外中小企業・農業案件を中心に融資を行っており、
信頼性の高い業者だと感じました。
ソーシャルレンディングに向く人の傾向として、
- 株式や為替のように買ったり売ったりが面倒
- ミドルリスク、ミドルリターンがよい
- 金利でお金を増やしたい
- ポートフォリオに新しい金融商品を加えたい
といったものが挙げられます。
1万円と少額から始められるため、興味が湧いた方はクラウドクレジットに登録してみてはいかがでしょうか。
本日もお読みいただき、ありがとうございました。
取り急ぎ御礼申し上げます。