【ASEAN/AECの状況・資産運用】海外口座・ファンド・不動産のメリット・デメリットまとめ




toshitami

海外の資産運用セミナーに参加してきたので、

内容をまとめました!

 

外貨を稼ぐ・増やす・守る

中国バブルは終わった。

AEC6億人市場に対して、日本の発展したものを繰り返せばよい。

AECとは

東南アジア諸国連合(ASEAN)に加盟する10カ国が、

域内の貿易自由化や市場統合などを通じて、成長加速を目指す広域経済連携の枠組み。

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ネイル・パンケーキなど例外なく流行っている。

 

この市場を狙うのは、ランニングコストが安い・経済予測しやすいというメリットがある。

 

経済と産業の流れ

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食(農業)

工場(自動車)

↓ミャンマー・ラオス・ベトナム・カンボジア

住(不動産)

↓タイ・マレーシア・フィリピン・インドネシア

遊ぶ(リゾート)

↓シンガポール・ブルネイ

情報(情報社会になるには、健康と教育が必須条件)

時代ごとのオリンピックのスポンサーを見ればよくわかる。

・昭和20~30年→衣類・繊維

・昭和50年→大手ゼネコン

 

高級クラブにいくと、その国の伸びている業種が分かる。

タイの平均年齢は37才、糖尿病患者が増えてきている。

 

事業は「これを広めたい」は失敗する可能性が高い。

→余剰資金で行いましょう。

 

現在のバンコク

・まゆげエクステ、豆乳カフェ

・高層ビル世界6位(NY→東京→?→香港→ドバイ→タイ)

・文化として、お金を持っている人がお金を出すのは当たり前。

少し前だと会計伝票は日本人に渡されていた、今はタイ人に渡される。

日本人が金持っていないのがばれている。

今コンドミニアムは5~25億円。7割タイ人が買っている。

200unitのマンションは30分で完売するレベル。

800円くらいの日本製シャンプーがミャンマーでは5000円で売れる。

 

2015/12/31 AECが生まれた

・関税かからない(ものの自由化)

・ビザがいらない(人の自由化)

・出資規制緩和(サービスの自由化)

出資規制があるから、大手が今参入しにくい、

緩和されたら大手が一気に流れ込んでくる

 

ASEAN戦略

①シンガポール・タイ・マレーシア・ブルネイ(発展済み・消費してもらう)

②ベトナム・インドネシア・フィリピン

③カンボジア・ラオス・ミャンマー・東ティモール(生産する)

③の地域で生産・しかけて、1の地域で拡大・消費される

 

分散投資・出口戦略

仮想通貨の税率、45~50%税金。すでに金融庁管轄。逃げられない

トランプ政権で、1ドル100円だったのが118円と18%1か月で変動することもあった。

 

資産5000万円以下対象、基礎4点セット

①海外銀行口座

②海外ファンド

③海外不動産

④ビジネス進出

 

①銀行口座

メリット

インフレメリット

500万を20年間運用する場合、

カンボジア5.5%→1100万円増える

定期預金0.03%→30000円増える

海外は複利、日本は単利。

日本円と反比例する通貨を持っておくとよい。日本円はどの通貨でもほぼ反比例

 

デメリット

・現地居住が必要・ビザが必要

・手続きの煩雑さ

・預金最低金額あり

・口座凍結対策・維持費

HSBC口座→7割凍結した、

昔は「1年に1回残高照会してね」だったのが「今18か月に1回引き出してね」に変わった、サイトにはしっかり載ってる!

凍結した金額はユニセフに募金される、らしい。

 

日本の外貨預金はNG。

手数料が高いから。

例えばUFJで100万円をドルに換えて、すぐ円に戻すと手数料で13万円とられる。

 

ベトナムはどうか

成長率7%で良いが、住むかどうかが問題

出国出金制度

・タイ2万ドル、ベトナム5000ドル(60万円)しか法律上持ち出せない

なので現地に住むのであればいいけど、一度に60万円しか引き出せないけど大丈夫か

住むのであれば問題ない。

ただし、金の力で上限はなんとかなる。

 

CRS共通報告基準

101カ国、共同で資産管理を行う=資産を隠すのは無理。

日本国税員が入っている

5000万円以上資産を持っていると申告義務が法律上ある

ただ未満でも申告は可能、申告していると調査はあとになるかも

 

海外口座おすすめ

①利便性の口座:ネットバンク、日本での引き出し可能、香港

②高金利の口座:増やす

③CRS加盟していない国の口座:開示協定の結ばれていない口座、情報漏洩リスク回避、カンボジア

 

②海外ファンド

メリット

名義を共同で出来る

→死んでも贈与不要、税の対象外、死んだら子供を入れることもできる。

 資産を守るための共同口座。

 

デメリット

現地にいかないといけない

手数料が高い

期間が短いと元本割れになる

→資産を守るための口座

 

サラリーマンだと、

外貨積み立て預金ファンド

・34000円~

・途中で減額できる

・休止可能

・USD積み立て

支払がクレジット(JALのVISAカード)

貯めているんだけど、明細は「送金」ではなく「ショッピング」で引かれる

なので、マイルが貯まる

 

③海外不動産

土地を買えるのはマレーシアだけ。

今3000万円以上のものが買える。

それ以外で土地を買えるのは、日本くらい。

今、中国人が日本の水源地を買い漁っている。

なのでもうしばらくすると、名目上、中国産の水を飲むことになる

 

ちなみにドラッグストアなどに買いに来ている中国人はほとんどがお遣い。

買える量に制限があるので、雇って日本に来ている。

富裕層は土地を見に行っている

 

海外コンドミニアム

メリット

・ステータス

・ロングステイ

・キャピタルゲイン(売却)→狙い目

・インカムゲイン(賃貸)→東南アジアではNG

 

・なにもないベトナム地域に2LDK4000万円、これから駅が出来る、

いくら物件でも買値は重要

・南向き最上階4unit→日本の感覚だと良いが、東南アジアだと暑すぎて一番売れない

・アユタヤ6000万円、いつ上がるか?

アユタヤは遺跡があるところ、こんな伝統的な場所に開発入らない、遺跡しかない=価格は上がらない

みんなバンコクからアユタヤに通っている、アユタヤは住む場所ではない、見に行けば分かる

 

デメリット

・ローン不可

・カンボジア金利10%

・建築を中断するディベロッパーあり(一番大事)

カンボジアの土壌はゆるゆる。こんなところにマンションは立てられない。見ずに買うとこうなる

不動産購入の重要なポイント

①ディベロッパー選びが最も大切。(中断多い)タイEIAとってる?

②不動産の立地(人が集まるか・限りあるか)

③購入方法は

 

不動産はプレビルド販売というなにもたっていない状態のものが一番安い

建設が進むと価格が上がり、完成した時が一番高い。

 

例:1部屋500万円、頭金20%で100万円まずは入れればよい。

残り400万円は完成してから払うというスキームだった。

完成直前に2部屋2000万円で売ることが出来た、1000万円は返済に充て、

1000万円の資産が出来た。

 

華僑は偶数買う。ロシア・フランス人のその傾向あり

 

ディベロッパーの選び方

・購入者の60~70%が中国人なら、大丈夫な可能性あり

・日本人が半分買っているところはNG

・日本語に翻訳されているサイトはほぼ確実にNG、日本人ならだれでもできるのは一番危険

 

どこがよいか

カンボジアが熱い

①親日国・政治的安定

フンセン大統領の独裁・最高裁のトップもフンセン側。

野党は解散させられる、党首がなぜかいなくなってしまう

軍事派であるが軍事派だと経済が進む⇔民主主義は進まない

 

カンボジアはかつてフランスの植民地、「独立できたのは日本のおかげ」

カンボジアの紙幣には日本の国旗がある

②高度経済成長中

③人口ボーナス期

④外貨の規制なし

外資100%の会社を設立可能、他の国は日本人は49%まで。

⑤流通通貨がドル

 

日本人の数:カンボジア2500人、タイ8万人、韓国2万人、中国20万人

 

タイとカンボジアの比較

タイ:日本人は49%、資本金700万円必要、4人のタイ人を雇う必要あり

出金制限2万ドル、定期金利2.5%

カンボジア:外貨100%で設立、資本金11万、現地の雇用不要

出金制限なし。ドルで引き出せる。定期金利5.5%

CR 加盟していない

 

カンボジア生産拠点(人件費1/10)とし、タイで消費・販売する

 

2018年7月からフンセン大統領になる

法改正が入る、大体東南アジアはタイの真似をする

最初に儲けた人はM&Aで売却していた

 

カンボジアは

宅建や薬剤師がサインするだけで、いなくても事業が出来る。

もしライセンスがなければ金で買える、

外貨が欲しいから。(タイは今は出来ない)

 

物販・飲食系は買える、弁護士や医者はもちろんNG

 

確定申告が必要、ランニングコストはいくら儲けても20ドル。

法人税は26%だが払っている企業はあまりない(大手企業は払っている)

外国企業(VAT)という制度で対象外に出来る

 

まとめ

ファンドは守るために回す

カンボジアの賃貸ビジネス、

ボロアパート一棟借りてリフォームし、海外企業をターゲットにして貸し出し

 

マレーシア植林、サンダルウッド1本30万円

節税と投資、環境に良い

カーボンクレジット、楽天エナジーが参入している

 

 

以上です。

本日もお読みいただき、ありがとうございました。

取り急ぎ御礼申し上げます。

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